個展 木の仕事
2007.04.28〜05.20
今回は、長年温めてきた「百樹百態」をテーマに、様々な木で作った作品を百点以上用意しました。
通常の2倍の作品数になりましたが、建物も古民家を改装した力強い空間で、広くて変化に富んだギャラリーですので、それぞれの作品にあった部屋や展示場所に陳列できました。
併催の奈良千秋さんの白磁の作品とも合って、良い展示になったと思います。奈良さんとのギャラリートークでは、信州や朝鮮工芸などの共通の話題、素材の違いなど、いろいろお話できました。
一寸不便な所にも関わらず、遠方からもおいでいただきましてありがとうございました。
会場の様子は、山の上ギャラリー「過去の展覧会」でどうぞ。
http://www.kokonotuido.com/main/yamanoue/normal/
exhibition/finish/index.html


国展
2007.05.02〜05.14
今年から六本木の国立新美術館に移りましたが、工芸部でも広さが3倍になって、随分ゆったりと陳列が出来ました。
なれない会場で、初日に当番となり、なかなか大変でしたが、記憶に残ります。一般の木漆作品では、入選数も増え、優作もあって、特に「グランプリ」ともいえる国画賞に選ばれた佃さんの「栗茶櫃」、「工芸部奨励賞」の藤井さんの「欅拭き漆椅子」は良かったです。
その他、椅子の入選作が3点あって、これから期待できます。
作品や会場の様子は、国画会工芸部サイトへ
http://www.kokuten.com/

国画会工芸部 工芸の継承と展開展 
東京池袋西武百貨店で国画会工芸部会員による展覧会がありました。会員は染、織、陶、木工、漆、ガラスなど各分野の工芸家です。私は飾棚を出品しました。
2006木の家具展 
2006.11.07〜11.13
今年の木の家具展は「いつまでも元気で暮らしたい 25年目につくる物は・・・」として、それぞれがこれまで木の仕事を続けてきて、辿り着いた現在の状況をみていただけるように新作などを展示しました。 常連のお客様は勿論、さまざまな新しい出会いもあって、充実した1週間でした。
現在書店で発売中の週末工房6号(誠文堂新光社)に8月の「木の匠たち」展と共にレポートが紹介されています。」
工房公開
2006.10.07〜08
2年振りに工房公開をしましたが、30組50名の方においでいただきました。近在の友人や知人の皆さんに加えて、HPを見て遠方からわざわざ来訪された方が目立ちました。
個展 谷進一郎 木の仕事
2006.09.21〜10.03
名古屋のギャラリー茜では、5回目の個展でした。スタジオKUKUの様々な小物も展示しましたが、銘木で作ったり、伝統工芸の漆作家・八木澤奈々さんに蒔絵で仕上げてもらった特別製の合せ鏡などもあって好評でした。
はこ展
2006.09.09〜10.01
木の他に漆、金属、陶磁、ガラスなどの工芸作家たちの作った大小様々な箱が並び、それぞれの独自の世界の競演で、楽しい展覧会になりました。
ギャラリートークでは、参加した作家が自作について語り、飛び入りで参加した東近美工芸館の諸山正則さんの箱についての話もあって、予定時間を越えて盛り上がりました。
「木の匠たち」展
2006.08.25〜08.29
信州の木工家たちを取材した本「木の匠たち」に紹介された13人で、松本の蔵シック館で開かれました。
館内の変化に富んだ展示スペースに、それぞれタイプの異なる仕事が上手く納まって、見ごたえのある内容となって、来場された方たちにも好評でした。
地元の関係者や市民に加えて、「サイトウキネンコンサート」もあって、観光客も多かったようです。
CHAIRS 2006 家具作家の仕事
2006.06.01〜06.07
昨年に続き名古屋で開かれたイスを中心とした展覧会です。今年は3人でしたが、途中で「木の匠たち」の著者西川栄明氏を交えたギャラリートークもあって、盛況でした。ギャラリートークなどには木工関係者の参加もあって、引き続いた夜の部も盛り上がりました。
国展
2006.04.23〜05.07
今年の国展工芸部の一般出品の鑑査で、木漆作品には優れた受賞作や入選作があったのでよかったです。どのような作品を作りたいか明解で、その作品に合った材種や仕上げを考え、バランスのとれた造形となっている作品が入選していますが、やりすぎていたり、バランスの悪い作品は選外となっているようです。入選作品の中でも、作家の顔の見える、つまりオリジナリティがありながら、バランスの良い作品が受賞しているようです。
木の家具展
2005.11.08〜11.14
24年目の木の家具展は「いつまでも元気で暮らしたい 心地良さを考える」として、これまでの家具などで快適といわれてきたものに対して、自分たちの経験や50代半ばとなって老化を感じている自分自身で考えた新作などを展示しました。
例えばイスでも、軟らかいソファーなどは、姿勢が安定しないので、腰痛などにはかえって辛く、しっかりと姿勢を保持する木のイスの方が心地良いものもあります。
便利さを求め、楽をしようと思えば、使う人間の老化が進んでしまうことも考えてみました。
私の椅子+α展
2005.07.14〜09.11
2004年の「私のイス展」のパート2ということでしたが、今回も力のあるメンバーが揃いました。古民家の空間にしっかりした造形の木の椅子たちが競演して、良質な展覧会になりました。出品作家を囲んでギャラリートークも開かれて、好評でした。
「谷進一郎の仕事」展
2005.04.17〜05.22
会場のある建物は昭和初期に建てられた洋風家屋の洋間や日本間をほとんどそのまま生かしたもので、美術館やギャラリーにはない落ち着いたノスタルジックな雰囲気のある空間でした。会場に合わせた新作もあり、拭き漆で仕上げた家具が溶け込んだ様に見えました。暮らしの中で使われる家具を、実際の住宅で展示したので、イメージがつかみやすいと好評でした。
多くの雑誌や新聞などでご案内いただき、期間も長かったので、一寸不便な場所でしたが、多くの方に来場していただきました。
CHAIRS 家具作家の仕事展
2005.05.05〜05.11
名古屋で開かれた4人のイス展です。来場者や売り上げはイマイチでしたが、早川謙之輔さん、井崎正治さん、宮本貞治さん、三谷龍二さん、杉山裕次郎さんなど木工家の来場も多く、夜の部の宴の方が盛り上がったようです。
国展
2005.04.23〜05.07
今年の国展工芸部の一般出品の鑑査で、木漆作品は少し厳しい結果になりましたが、受賞作や入選作には優品もありました。
木の家具展
2004.11.09〜11.15
23年目の木の家具展は「いつまでも元気で暮らしたい。そろそろ自分のために・・・」として、作り手も使い手も年齢からくる老化や衰えを意識して、家具づくりを考え直すことを試みました。私も籐を使ったイスなど出品して、体感や軽量化をデザインのポイントに考えました。新作の小物も好評でした。
工房公開
2004.10.16〜10.17
今回は、これまでの内容に加えてスタッフの制作した作品も展示して、好評でした。10組40名の来場者でしたが、ホームページの情報を見て遠方から来られた方が目立ちました。
工芸の伝統と創造
2004.07.30〜08.29
長野県の東信地域で20年前から「浅間山麓工芸展」「東信濃の工芸展」「東しなのアート&クラフトウォーク」と形を変えて続けてきた流れが、初めて美術館での選抜作家展として開催できました。地方都市の美術館としてはレベルの高い展示ができたと思います。ギャラリートークの聴衆は少なめでしたが、子供のためのワークショップは賑やかに楽しくできたので、好評だったようです。
私のイス展
2004.07.18〜09.05
猛暑の夏でしたが、ギャラリーの展覧会としては会期が長かったので、来場者数も多くなりました。広いギャラリーで多くのイスをゆっくり見て回る方が目立ちました。
工房公開
2004.05.03〜05.04
今回はこれまでの内容に加え、器などとのコーディネートの展示、一枚板の削りなども行いましたので、昨年の倍の大勢の来場者で賑わいました。
国展
2004.04.23〜05.07
今年の国展の工芸部では木漆作品の入選が増えました。初入選した方も実力があって、これからが楽しみです。
現代の木工家具
2003.09.20〜11.30
国立の美術館で、初めての木工家具だけの展覧会は、反響も大きく、予想を上回る入場者数(15000人を越えたようです)となりました。これまで私の仕事を支えて下さった方たちにも、喜んでいただけたようですし、さらに新しい出会いも数々あって、これからが楽しみです。詳しい報告を別ページにアップします。
木の仕事について>現代の木工家具展について
木の家具展
2003.11.04〜10
「竹の良さ、合わせて奏でる木の仕事」をテーマに新作、定番の家具から小物まで揃いました。 中でも新作の竹花器は人気で売り切れて、追加注文制作をしました。 10年前に制作した「竹張箱」を、お借りして展示しましたが、大切に使い込まれた味が加わり、自作ながら惚れ惚れして見ました。 こういう再会は作家冥利に尽きる出来事です。
工房公開
2003.10.18〜19
今回の工房公開には11組25名の来訪がありましたが、工芸館の展覧会の影響もあり、木工志願者の見学が目立ちました。
花会器3人展
2003.10.10〜13
マンズワイン小諸ワイナリーにある3000坪の日本庭園。その一角の本格的な茶室に奈良千秋さんの白磁の器と私の家具や木工品を組み合わせて、竹内章子さんに野の花などを生けてもらい、展示しました。 紅葉に囲まれた開放的な和の空間に、3人それぞれの作り出した形が響き合い、至福の時間が流れていました。一期一会の展覧会でしたから、見逃した方は残念でした。
東しなのアート&クラフトウォーク2003
2003.10.03〜19
3回目の今年は上田、小諸、佐久、軽井沢など10市町村のエリアで約100人の工芸家やアーティストが、約30の企画に参加しました。 今回のオープニングではクラフトフェアのように屋外のテントに展示しましたが、天気にも恵まれ、気持ちが良かったです。
個展 谷進一郎 木の仕事
2003.05.11〜16
名古屋のギャラリー茜では、4回目の個展でしたが、来訪者も多く、いろいろ新しい出会いもありました。国展名古屋展と会期が重なり、陳列のお手伝いもしました。
工房公開
2003.05.03〜04
今回春の連休に初めて工房公開をしましたが、16組34名の方においでいただきました。連休中ということで近くの別荘に来ていた方たちの来訪が目立ちました。
国展
2003.04.23〜05.07
今年の国展ではいつもの鑑査、陳列のほか入選作品と選外作品の講評もやりましたが、選外作品には造形力不足と材料や技術を見せる「やりすぎ」の作品がありました。国展が作品に何を求めているか、よく見ていただきたいと思います。
木の家具展
2002.11.05〜11
今回は「よみがえる生命(いのち)に思いをたくす木の仕事いろいろ」と題して、古材や古家具を生かした作品も展示されました。 私は馬の鞍を脚に使ったテーブルや煤竹を生かした花器などを作ってみました。
工房公開
2002.10.19〜20
今年の工房公開には昨年の倍にあたる8組24名の方に来ていただきましたが、来訪者が重なると充分ご説明できずに申し訳なくて、 これ以上増えるようならば予約制にすることも考えたいと思いました。
東しなのアート&クラフトウォーク2002
2002.10.11〜27
2回目の今年も100人以上の工芸家やアーティストが参加して約50ケ所の展覧会や工房公開が行われました。 特別企画の「ルネサンスの肖像」コンサートも素晴らしいものでした。つのだたかしさん達のコンサートおすすめです。 つのだたかしさんのホームページはこちら
小諸工芸展
2002.10.11〜14
今年で11回目になる小諸工芸展は、小諸の町の古い商家を改装した「北国街道ほんまち町屋館」を会場にして16名が参加しました。 街の商店に協力していただいた一店一作家の「街角ミニギャラリー」も好評で、多くの来場者がありました。
個展 谷進一郎 木の仕事
2002.07.13〜07.21
銀座のギャラリー江での個展。「くらしの家具 祈りのかたち」として白磁と信楽を協力出品していただき、妻の恭子の彫金のアクセサリーをアクセサリーボックスに飾るなど、合わせて100点以上を展示しました。「家庭画報」などで紹介されたので、多くの反響がありました。
第76回 国展
2002.04.23〜05.07
毎年、上野の都美術館で開催してます。工芸の他、絵画、彫刻、版画、写真、の各部で、会員、準会員、一般の合わせて1,100点以上の作品が展示されました。工芸部の木漆作品は17点でした。詳しくは国展のホームページで。
個展 谷進一郎 木の仕事
2001.11.17〜11.25
愛知県東海市のギャラリートータクでの個展。東信濃で制作している白磁の奈良千秋さん、信楽の清水豊彦さん、染色の市川洋子さんに協力出品していただいて、私の作品と組み合わせて展示しました。ギャラリーのお客さんも多く、良い展覧会になりました。
2001木の家具展
2001.11.06〜11.12
「若手木工家も今や中年 これからも木の命をもらいながらつくります。」 毎年秋に岩手、愛知、東京、長野から5人が集まって田中八重洲画廊で続けてきた木の家具展も今回20年目となりました。 区切りを付けようとパーティーを開きましたが、お世話になった皆さんにお礼が言えました。 出品作品の一部は現在発売中の「手づくり木工事典No.50」に紹介されています。
国画会75年「工芸の継承と展開」
2001.10.31〜11,05
東京池袋西武百貨店で国画会工芸部会員による展覧会がありました。会員は染、織、陶が多く、木工、漆、ガラスは2名ずつです。私は机と木窟を出品しました。
第4回藍風工芸展
2001.10.26〜11.11
長野県飯田市の南アルプスを望む高台にある染色家の吉沢啓さんと村島真知さんの工房「藍風」で行われた工芸展に出品しました。本棟造りの民家の展示室に多くの染色品の他、陶器なども展示されて、大勢の方が来訪されました。
KOKTENKORGEI「国展工芸」
2001.10.03〜12.21
初めて海外展に出品しました。イギリス北部の「Blackwell The Arts and Crafts House」という美術館で、「JAPAN2001」の一環として行われた「国展工芸」には、国画会工芸部会員65名が出品しました。陶の浜田庄司、河井寛次郎や染の芹沢けい介、木漆の黒田辰秋などの大先輩の作品も合わせて展示されました。私は「文机」を出品しました。
工房公開
2001.10.07〜10.08
好天に恵まれた2日間でした。初めての工房公開なので、どうなるかと思いましたが、このホームページを見て新潟からきていただいた方も合わせて4組10名の来訪者がありました。これからも1年に1度ぐらいはいいかと思います。

第10回小諸工芸展
2001.09.28〜10.03
陶芸の清水豊彦さんと私の木工を特別展示しましたが、私の約50点という個展並みのまとまった出品は地元の小諸では初めてのことでした。昨年の倍の入場者数は、東しなのアート&クラフトウォーク2001の冒頭の企画だったり、テレビ報道などの色々なPRの効果が重なった結果と思われます。売り上げが倍増しなかったのは残念でした。

東しなのアート&クラフトウォーク2001
2001.09.28〜10.14
今年初めての企画でしたが、多くの方に色々な企画を見て回っていただけました。今年の話題の企画、盛況だった企画を参考に、来年は参加者の皆さんが更に楽しめる企画で競い合うことになれば、ますます盛り上がることになるでしょう。